犬や猫、命あるものと暮らす中で延命治療をするかどうかの判断は飼い主にとって大きな壁となります。
疾病の根治ではなく延命を目的とした対症療法は、正しいのか間違っているのか答えはないでしょう。だからこそ飼い主は迷い悩みます。

医療スタッフや飼い主と共に迷い悩み、延命治療をした場合、しなかった場合予想される事両方を話し合い出した答えが正しい答えとなります。
正しかったと思うしかないのかもしれません。

例えば、予後不良で根治の見込みがない腎不全の老齢期の猫の場合の延命治療とは毎日もしくは定期的な点滴治療(人の場合透析)や注射治療となります。
一時的に治療に反応してくれたとしても老齢期に悪くなった腎臓は治る事はありません。

この時のメリットは、点滴治療や注射治療で一時的に代謝があがったり嘔吐が治り、食欲が出たりまたは食べれる事があります。猫にとっても倦怠感や嘔吐感がとれ楽でしょう。

そして何より飼い主にとってそのような姿は非常に嬉しいものです。
デメリットは、経済的な負担や、猫にとって慣れない病院への通院や痛みを伴う治療などがストレスになるかもしれません。

では、延命治療をしなかった時のメリットは、自然にまかせ猫本来の姿と向き合え、経済的負担もありません。
デメリットは、苦しむ姿をみたりすぐ亡くなる可能性があります。

どちらの判断をした場合でも、それは正しくこれでよかったのかと飼い主に思われる猫は幸せなはずです。